リサクラブ
常識にとらわれず…
pp.208-209
発行日 2013年2月1日
Published Date 2013/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101763
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TUR症候群に急速なナトリウム補正は,本当に危険なのか?
神谷 和男・吉田 仁 富山県立中央病院 麻酔科
LiSA Vol.19(2012),No.9の1025ページにある左欄コラム「徒然草の作者は誰?」を,「へ~」と思いながら読んでいたら,最後に「常識にとらわれず…文献も孫引きでなく,原典に当たる…」とあった。そして本号の症例検討「経尿道的泌尿器科手術の麻酔」(984~988ページ)を読んだ。
TUR症候群に関して必ず出てくるのが,低ナトリウム血症を急速に補正すると橋中心髄鞘崩壊症が生じるので緩徐な補正が必要,である。そしてもちろん,この症例検討でも記載されていた。
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