指導医にお願いしたいの―Nothing personal, but I prefer to be done by an attending

本連載は，日本生まれ，日本育ちの平凡な日本人である私が，アイオワ大学医学部麻酔科のClinical Assistant Professor というアカデミックポジションを得るまでの紆余曲折を紹介するものです。

　前回は，Maimonides Medical Center（MMC）での3年間にわたる麻酔科レジデンシーの開始と，レジデンシー期間において私が苦心したことについてお伝えしました。今回は，ニューヨーク州で一番の分娩数を誇るMMC周産期センターでの産科麻酔研修についてご紹介いたします。