徹底分析シリーズ ニューロモデュレーションと鎮痛
―脳深部刺激療法の麻酔管理―古くて新しい治療法:麻酔科医として,ペインクリニシャンとしてのかかわり
糟谷 祐輔
1
,
尾崎 眞
1
Yusuke KASUYA
1
,
Makoto OZAKI
1
1東京女子医科大学 麻酔科学教室
pp.578-580
発行日 2012年6月1日
Published Date 2012/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101547
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脳深部刺激deep brain stimulation(DBS)療法は,Parkinson病や本態性振戦,ジストニアなどの不随意運動疾患に対して保険適応のある治療法であるが,慢性痛に対する有効性も古くから認められていて,最近は日本でも慢性痛に対する治療としてDBSを行う施設が増えてきている。本稿では,DBSがどのようなものかを麻酔科医,ペインクリニシャンの立場から概説する。
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