パーキンソン病に対する脳深部刺激療法

パーキンソン病に対する脳深部刺激療法（DBS）は，安全で調節性や可変性に優れた治療法として確立されている．一方，近年，刺激機器が進歩し，刺激方法が多様化されたこともあり，刺激調節が複雑になってきている．医師のみでなく臨床工学技士にも治療チームの一員に加わってもらえれば強い味方になると考えられる．そこで本稿では，パーキンソン病に対するDBSについて概説する．