徹底分析シリーズ Rapid Response System(RRS)
各施設のRRSの現状からわかった課題―医療システムの改正と組織的な取り組みが求められる
川嶋 隆久
1
KAWASHIMA, Takahisa
1
1神戸大学医学部附属病院 救命救急科
pp.696-697
発行日 2011年7月1日
Published Date 2011/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101287
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RRSの目的は,患者の病態悪化を迅速に判断し,チームで対応することにより防ぎ得る死preventable deathを防ぐことである。日本では,METを導入する施設が多いが,課題も多い。医療システムの改正と医療安全を基軸にした組織的な取り組みにより,日本に適し,個々の病院にも適したRRSを作り上げていく必要がある。
医療安全共同行動*1では,全国ネットでRRSの推進をチャレンジ項目として挙げている。こちらの情報も適時参考にしてほしい。
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