徹底分析シリーズ Rapid Response System(RRS)
継続的な教育ツールの整備がRRSへの第一歩―手の届くところにある教育コースから始まる
川嶋 隆久
1
,
村田 真穂
2
,
江原 一雅
3,4
KAWASHIMA, Takahisa
1
,
MURATA, Maho
2
,
EHARA, Kazumasa
3,4
1神戸大学医学部附属病院 救命救急科
2神戸大学医学部附属病院 医療の質・安全管理部
3滋慶医療経営管理研究センター
4前 神戸大学医学部附属病院 医療の質・安全管理部
pp.674-680
発行日 2011年7月1日
Published Date 2011/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101283
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Rapid Response System(RRS)は,患者の急変対応に必須のシステムのはずだが,残念ながらわが国の多くの病院では,院内急変対応システムそのものの根幹が固まっておらず,その結果,多くのエラーが生じ,多くの患者に有害事象が起こっている。そういったなか,2008年から始まった医療安全全国共同行動1)には,多くの病院,団体,学会などが参加し,医療の質と安全を確保する全国運動を展開している。
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