徹底分析シリーズ 周術期における栄養管理
術中アミノ酸輸液って意味あるの?―タンパク質が足りないよ!
田原 里美
1
,
岩坂 日出男
1
TAHARA, Satomi
1
,
IWASAKA, Hideo
1
1大分大学医学部附属病院 麻酔科
pp.564-567
発行日 2011年6月1日
Published Date 2011/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101258
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近年の栄養学の進歩や,より質の高い医療を行うという観点から,周術期の栄養管理の重要性が再認識され,麻酔科医の担う役割も大きくなっている,と考えられます。術中の血糖管理だけではなく,術中のアミノ酸投与についても近年注目されてきており,数々の臨床研究が報告されています。
本稿では,輸液法のなかでも最も大切なアミノ酸輸液について,術中のアミノ酸投与の意義,投与量,さらにアミノ酸シグナルとの関連について解説します。
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