徹底分析シリーズ 遺伝子多型と麻酔
遺伝子多型と悪性高熱症:悪性高熱症は遺伝子変異による疾患…!?
市原 靖子
1
,
塚本 真規
1
,
菊地 博達
1
ICHIHARA, Yasuko
1
,
TSUKAMOTO, Masanori
1
,
KIKUCHI, Hirosato
1
1埼玉医科大学病院 麻酔科
pp.756-760
発行日 2010年8月1日
Published Date 2010/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100994
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悪性高熱症はまれな疾患だが,早期発見・早期治療がなされなければ多くの場合は死に至る重篤な疾患である。古くから,その病態生理の理解が進められてきた。
本稿では,最近解析が進んでいるリアノジン受容体の変異を中心に,悪性高熱症の責任遺伝子の解析の動向について解説する。
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