第6回麻酔科学サマーセミナー2009 『自動麻酔記録』バトルオンセミナー:わが社の『自動麻酔記録システム』ここがすごい!
PHILIPS ORSYS-TETRA:「できる」から「見やすい・入力しやすい」へ
槌田 伸一
1
1株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン ヘルスケア事業部
pp.1054-1055
発行日 2009年11月1日
Published Date 2009/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100792
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ORSYS開発の歴史
フィリップス周術期患者情報システム「ORSYS(operating room system)」の歴史は,1987年8月に導入された手稲渓仁会病院での開発を起源とします。手稲渓仁会病院は北海道大学麻酔科の出先機関で,責任者として片山勝之先生が担当されていました。システムは,アポロコンピュータ社のWSで構成され,波形取り込みなども行っていました。
その後1991年に,北海道大学病院に同じ構成のシステムが,アプリケーションをバージョンアップして導入されました。1993年頃から手書きが廃止され,電子的に麻酔チャートをデータとして蓄積するようになりました。そして1996年5月より「HODMS」*1の開発がスタートし,1997年4月に現在の新中央診療棟手術部に導入され,現在に至ります。
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