症例検討 非心原性肺水腫
再膨張性肺水腫(REPE):普段からSpO2の低下に対する備えを常に頭に準備しておく
水原 敬洋
1
,
後藤 隆久
1
Takahiro MIHARA
1
,
Takahisa GOTO
1
1横浜市立大学大学院医学研究科 生体制御・麻酔科学
pp.548-550
発行日 2009年6月1日
Published Date 2009/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100674
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症例
28歳の男性。身長182cm, 体重52kg。左自然気胸。1週間前に胸痛にて発症。今日,胸腔ドレーンにて保存的に治療していたが,肺の虚脱が続いたため,VATSの予定となった。手術終了後よりSpO2が低下し,抜管の基準を満たさないため,胸部X線写真を撮影したところ,両肺の肺水腫と胸水を認めた。
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