症例検討 無痛分娩
血小板減少症の産婦の無痛分娩:ITPのリスクと血小板数から最適な分娩方法を
島本 博子
1
Hiroko SIMAMOTO
1
1成城木下病院 麻酔科
pp.698-700
発行日 2007年7月1日
Published Date 2007/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100381
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症例
22歳(妊娠30週,0経妊0経産)。10代の頃より特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の診断を受けており,ステロイドを処方されていた。妊娠前の血小板数は10万/mm3程度であったが,妊娠が確認された後はステロイドを漸減して中止しており,現在の血小板数は6万/mm3であった。
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