徹底分析シリーズ 動脈穿刺/動脈圧測定(各論)
動脈留置カテーテルを用いた橈骨動脈穿刺におけるコツと注意点:小児の場合
清水 一好
1
,
森田 潔
1
Kazuyoshi SHIMIZU
1
,
Kiyoshi MORITA
1
1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 麻酔・蘇生学講座
pp.736-739
発行日 2007年8月1日
Published Date 2007/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100362
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岡山大学病院では年間約350例の小児心臓手術が行われており,そのほとんどで動脈カテーテルの留置が行われている。動脈ラインは,不安定な術前・術中・術後管理を行ううえで欠かせないものである。持続的な血圧のモニターとしてだけでなく,頻回の血液ガス測定の際にも力を発揮する。本稿では,当院での方法をベースに,小児における橈骨動脈穿刺のコツと注意点を述べる。
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