連載 Pharmacognomyへの招待
4[2-(Dipropylamino)ethyl]-2-indolinone monohydrochloride
中木 敏夫
1
1帝京大学医学部 薬理学講座
pp.484
発行日 2007年5月1日
Published Date 2007/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100330
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今月は4-[2-(Dipropylamino)ethyl]-2-indolinone monohydrochlorideを取り上げる。
基本骨格はindolinone(図1a)である。4位に2-(Dipropylamino)ethylが結合しているが,2-(Dipropylamino)ethylは図1bのようである。末尾のmonohydrochlorideは塩酸塩になっていることを示している。全体の構造式は図1cのようになる。
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