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特集 細胞測定法マニュアル
核酸・蛋白質定量法
螢光多重染色法(DNA・蛋白)
DNA-protein cytofluorometry
浦田 洋二
1
,
蒲池 正浩
1
,
芦原 司
1
Yoji Urata
1
,
Masahiro Kamachi
1
,
Tsukasa Ashihara
1
1京都府立医科大学第一病理学教室
pp.410-411
発行日 1988年10月15日
Published Date 1988/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905173
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- Abstract 文献概要
顕微螢光測光法は細胞核DNA量をはじめとする細胞内生理活性物質の超高感度測定法として発達し,細胞学研究における増殖動態解析の有力な手法となっている。しかし,機能状態や分化段階の異なる細胞系や複数の細胞種からなる混合細胞集団を解析するには,DNA定量のみでは不十分である。RNA,蛋白,螢光抗体法による特異抗原の認識などのパラメータを新たに導入することにより,複雑な細胞系の増殖動態や細胞機能を詳細に解析することが可能となる。本稿では細胞内総蛋白定量法と,定量的螢光抗体法について述べる。
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