Japanese
English
特集 細胞測定法マニュアル
細胞内イオン濃度測定法
細胞内カルシウムイオン濃度測定
Fura-2を用いた螢光顕微画像解析法
Digital imaging microscopy using fura-2
田代 裕
1
,
角田 康弘
1
Yutaka Tashiro
1
,
Yasuhiro Tsunoda
1
1関西医科大学第1生理学教室
pp.361-365
発行日 1988年10月15日
Published Date 1988/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905158
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
最近種々の螢光色素を用い,生きた細胞質内の遊離Ca2+濃度(〔Ca2+〕i),pH,電位などを測定し,かつ画像化する方法が開発され,細胞生物学の重要な研究手段となりつつある。これがディジタル画像顕微鏡法(Digital imaging microscopy;DIM),または螢光比画像顕微鏡法(Fluorescence ratio imaging microscopy;FRIM)で,ここではDIMという略語を使用する。fura-2を用いた〔Ca2+〕i測定については,最近小倉・工藤1)によって紹介されているので,できるだけ重複を避けて記述したい。
Copyright © 1988, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.