Japanese
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特集 細胞測定法マニュアル
核酸・蛋白質定量法
定量的免疫電子顕微鏡法
Quantitative Immunoelectronmicroscopy
山本 章嗣
1
,
田代 裕
1
Akitsugu Yamamoto
1
,
Yutaka Tashiro
1
1関西医科大学生理学教室
pp.417-418
発行日 1988年10月15日
Published Date 1988/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905175
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- Abstract 文献概要
タンパク質などの抗原を電顕レベルで定量的に検出しようとするのが定量的免疫電子顕微鏡法である。定量的解析には,フェリチンや金コロイドなど計数可能な均一粒子を標識に用いる。抗原に対して特異性の高い抗体を用いることがとくに重要である。そのため,アフィニティ精製した特異抗体を用いることが望ましい。抗体の特異性は免疫ブロット法などにより確かめておく必要がある。また,抗体量が抗原に対して飽和した領域で反応を行い,検出すべき抗原分子をすべて標識することも定量的解析には重要である。本稿では,フェリチンを用いた包埋前定量的免疫電子顕微鏡法と金コロイドを用いたLowicryl K 4 M超薄切片上でのプロテインA・金コロイド法について紹介する。一般的な問題については箸者らの総説を参照して頂けると幸いである(電子顕微鏡,21:207-214,1987)。
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