話題
エネルギー転換ATPaseに関する第11回山田コンファレンス—故殿村雄治教授への追悼を兼ねて
福島 義博
1
,
中村 洋一
2
Yoshihiro Fukushima
1
,
Yoichi Nakamura
2
1生理学研究所能動輸送部門
2宮崎医科大学附属病院
pp.153-155
発行日 1986年4月15日
Published Date 1986/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425904844
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生前の殿村先生は収縮性ATPaseをはじめとして,輸送ATPase,さらにATP合成酵素へと反応機構の面から研究を推進され,生体エネルギー転換の基本原理を求めようとされた。その先生の余りにも急だった逝去から早や2年半にもなる1985年5月27〜31日,上記標題のコンファレンスが,外国人招待者約30名を混じえて関西セミナーハウスで開催された。
1日目夕刻からのオープニングに続くパーティーに始まり,2日目は主として収縮性ATPase,3日目に輸送ATPasc,4日目ATP合成酵素について46の講演と100余りのポスター発表が行われた。最後の5日目には総合討論があった。
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