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特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識
神経系に作用するもの
軸索・興奮性膜作用薬
テトロドトキシン
Tetrodotoxin
楢橋 敏夫
1
Toshio Narahashi
1
1Department of Pharmacology, The Medical and Dental Schools, Northwestern University
pp.402-404
発行日 1984年12月15日
Published Date 1984/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425904616
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■特性
テトロドトキシンはフグの卵巣および肝臓に含まれている神経毒で,特に日本では長年にわたってその一般薬理作用が研究されてきた。1960年代に楢橋ら1)によってそのNaチャネルに対する選択的かつ強力な阻害作用が証明されて以来,神経生理,薬理学でtoolとして広く使われてきている2)。
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