特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識
序
編者
pp.400
発行日 1984年12月15日
Published Date 1984/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425904615
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
「生体の科学」の本年度最終号は,「細胞毒マニュアル」と題した倍大の特集をおとどけする。今後,毎年1回,このような倍大特集号を出す予定にしているのでご期待いただきたい。
近年,細胞の機能に関するわれわれの理解は急速に深くなっている。これには,細胞,ひいては生体にとって毒作用をもつ物質の幅広い応用によるところが極めて大きいと思われる。これまで,個々の毒物質についての解説や応用論文は実に多数あるが,マニュアルとして取り扱ったものはほとんどないようである。したがって,今回「生体の科学」としては,細胞研究において有益な「道具tool」としての毒物質をまとめてみることは有意義なことと考え,本特集を企画した。
Copyright © 1984, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.