Japanese
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特集 21世紀の脳科学
うつ病の病態をめぐって
Pathophysiology of depression
中村 彰治
1
,
渡辺 義文
2
,
三国 雅彦
3
Shoji Nakamura
1
,
Yoshifumi Watanabe
2
,
Masahiko Mikuni
3
1山口大学医学部生理学第二講座
2埼玉医科大学精神医学教室
3群馬大学医学部神経精神医学教室
pp.58-61
発行日 1997年2月15日
Published Date 1997/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425901169
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この総説では,うつ病の病態をめぐる研究の問題点と新しい観点からの研究について解説したい。うつ病には病型が多種あり,それぞれで病態が異なる可能性もあるために,その研究は広範囲にわたっている。従って,ここで,それらすべてを網羅することはできない。また,ここでは,最近の分子遺伝学的研究を含めた重要な研究についても全く触れていない。それらについては,他の総説を参照されるようにお願いしたい1)。
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