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特集 病態を変えたよく効く医薬
骨粗鬆症治療薬:活性型ビタミンD3―開発の歴史
A drug for osteoporisis: history and consensus of active vitamin D3 as a remedy for osteoporosis
西井 易穂
1
Yasuho Nishii
1
1中外製薬㈱
pp.708-712
発行日 1995年12月15日
Published Date 1995/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425901042
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アルファカルシドール〔1α-OH-D3〕は1981年中外製薬(株)からアルファロール®,藤沢薬品工業(株)[帝人(株)製造]からワンアルファ®の商品名で発売され,1983年には骨粗鬆症治療薬として適応拡大された。その化学構造式,名称ならびに適応疾患を図1,表1に示した。このような薬がいつ頃からどのような考えで開発され,どのような評価を受けているか,その歴史を振り返ってみたいと思う。
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