特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ
3.マウス・ラツト
薬物反応性
栗原 久
1
1群馬大学医学部附属行動医学研究施設行動分析学部門
pp.516-517
発行日 1994年10月15日
Published Date 1994/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425900816
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目標
行動は脳機能を中心として制御される生体全体の動きであることから,行動観察を通して各種機能に影響を及ぼす薬物効果を鋭敏に把握することができる。逆に,薬物効果による行動変化の分析から,生体内の状態を推察することも可能性である。そこで行動実験では,明確な行動変化を引き起こし,しかも作用機序が判明している薬物の投与がしばしば行われている。
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