増大特集 学術研究支援の最先端
Ⅳ.先進ゲノム解析研究推進プラットフォーム(PAGS)
ⅱ.情報解析支援ネットワーク
大規模シークエンス技術を用いたRNAの多角的計測を支える情報解析技術と高度化
岩切 淳一
1
,
浅井 潔
1
Iwakiri Junichi
1
,
Asai Kiyoshi
1
1東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻ゲノム情報解析分野
キーワード:
RNA-seq
,
分子間相互作用
,
非膜性オルガネラ
,
RNA修飾
,
RNA高次構造
Keyword:
RNA-seq
,
分子間相互作用
,
非膜性オルガネラ
,
RNA修飾
,
RNA高次構造
pp.532-533
発行日 2024年10月15日
Published Date 2024/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201964
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現在,大規模シークエンス技術の普及に伴って,RNA-seqが広く研究の現場で使われるようになると同時に,RNA分子の相互作用,修飾,構造,局在,転写・翻訳状態などの様々なイベントを計測する実験手法が開発されている。本稿では,これら多様なシークエンスデータの情報解析支援だけではなく,修飾を含むRNAの高次構造を解析するための様々な情報解析ツールの開発・高度化についての筆者らの取り組みを概説する。
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