増大特集 学術研究支援の最先端
Ⅱ.先端モデル動物支援プラットフォーム(AdAMS)
ⅲ.生理機能解析支援
行動テストバッテリーによるマウスの行動表現型解析とその応用
藤井 一希
1,2,3
,
高雄 啓三
1,2,3
Fujii Kazuki
1,2,3
,
Takao Keizo
1,2,3
1富山大学学術研究部医学系行動生理学講座
2富山大学生命科学先端研究支援ユニット動物実験施設
3富山大学アイドリング脳科学研究センター
キーワード:
行動テストバッテリー
,
神経・精神疾患モデル
,
遺伝子改変マウス
,
ゲノム編集
Keyword:
行動テストバッテリー
,
神経・精神疾患モデル
,
遺伝子改変マウス
,
ゲノム編集
pp.456-457
発行日 2024年10月15日
Published Date 2024/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201926
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行動テストバッテリーは,複数の異なる試験を組み合わせ,総合的・多面的な情報を基に目的因子がマウスの行動様式に及ぼす影響を評価する手法である。マウスの行動を体系的に評価する本手法は遺伝子機能の解析に限らず,薬品や食物の機能性,毒性,安全性の評価にも応用可能である。本稿では,脳機能の最終アウトプットである行動を包括的に解析する網羅的行動テストバッテリーについて紹介する。
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