増大特集 ワクチン開発
Ⅷ.サポート機関(実中研)
感染モデルマウス作製支援技術:ピエゾマイクロインジェクション法を用いた効率的ゲノム編集法
岡村 匡史
1
,
中野 堅太
1
Okamura Tadashi
1
,
Nakano Kenta
1
1国立健康危機管理機構国立国際医療研究所動物実験管理部
キーワード:
マウス
,
ピエゾ
,
マイクロインジェクション
,
ゲノム編集
Keyword:
マウス
,
ピエゾ
,
マイクロインジェクション
,
ゲノム編集
pp.508-509
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.037095310760050508
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マウスは,系統により感染症への感受性が大きく異なることが知られており,様々な感染症に対応するためには,様々な系統で高効率に遺伝子改変できる技術を確立することが必要である。更に,高度な解析に必要な複雑なコンストラクトを導入するためには,受精卵前核へのマイクロインジェクション法は必須の技術である。本稿では,ピエゾマイクロインジェクション法を用いた効率的なゲノム編集マウス作製について概説する。
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