増大特集 代謝
Ⅰ.代謝と臓器・疾患
臓器間ネットワークによる代謝制御機構
高橋 圭
1
,
山田 哲也
2
,
片桐 秀樹
1
Takahashi Kei
1
,
Yamada Tetsuya
2
,
Katagiri Hideki
1
1東北大学大学院医学系研究科糖尿病代謝内科学分野
2東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科分子内分泌代謝学分野
キーワード:
肝
,
PPARγ2
,
グルコキナーゼ
,
GCK
,
可溶性レプチン受容体
,
sLepR
,
褐色脂肪組織
,
BAT
Keyword:
肝
,
PPARγ2
,
グルコキナーゼ
,
GCK
,
可溶性レプチン受容体
,
sLepR
,
褐色脂肪組織
,
BAT
pp.388-389
発行日 2023年10月15日
Published Date 2023/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201717
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個体の代謝を担う種々の臓器は,単に各々が局所で機能を起結しているのではなく,諸臓器を統御する機構(臓器連関)の支配下で複合的に機能している。筆者らや他の研究室から,膵インスリン分泌を制御する臓器連関や食欲を支配する臓器連関などが報告されつつあるが,本稿では個体レベルのエネルギー消費を左右する臓器連関に絞って述べる。
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