Japanese
English
増大特集 難病研究の進歩
Ⅱ.消化器
潰瘍性大腸炎
Ulcerative colitis
南木 康作
1
,
佐藤 俊朗
2
Nanki Kosaku
1
,
Sato Toshiro
2
1慶應義塾大学医学部内科学(消化器)
2慶應義塾大学医学部坂口光洋記念講座オルガノイド医学
キーワード:
潰瘍性大腸炎
,
シングルセル解析
,
体細胞突然変異
,
IL-17
,
オルガノイド
Keyword:
潰瘍性大腸炎
,
シングルセル解析
,
体細胞突然変異
,
IL-17
,
オルガノイド
pp.434-435
発行日 2020年10月15日
Published Date 2020/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201225
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潰瘍性大腸炎(UC)は,原因不明の免疫異常が大腸に慢性的に生じる炎症性腸疾患である。近年の技術革新によって,炎症の“場”である上皮細胞にも,分化異常や炎症関連遺伝子の体細胞突然変異が生じており,更にこれらが炎症の増悪に関与していることが示唆されている。UCの上皮変容について,最新の知見を踏まえ概説する。
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