コラム
月田承一郎が遺したもの
月田 早智子
1,2
1帝京大学戦略的イノベーション研究センター
2大阪大学大学院生命機能研究科
pp.568-572
発行日 2019年12月15日
Published Date 2019/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201102
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2005年12月に月田承一郎が旅立った。それからおよそ15年の歳月が過ぎようとしている。月田承一郎の名は,クローディン発見という成果と共に記憶されているだろう。しかし,それは彼独特の夢多き,広い生物学への取り組みの一端であった。今回,執筆の機会を得たこのコラムでは,家族として,更に故人と共に研究に取り組んできた同志として,幾つかの記憶の断章を記しておきたい。
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