増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅱ.細胞質/オルガネラでの分子修飾
タンパク質機能・品質管理
ISG15修飾
奥村 文彦
1
Okumura Fumihiko
1
1名古屋大学大学院理学研究科生命理学専攻分子修飾制御学教室
キーワード:
ISG15
,
インターフェロン
,
ユビキチン様分子
,
自然免疫応答
Keyword:
ISG15
,
インターフェロン
,
ユビキチン様分子
,
自然免疫応答
pp.462-463
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200879
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ISG15は,主にⅠ型インターフェロンにより発現誘導されるユビキチン様タンパク質である。ISG15修飾はユビキチン修飾と同様にE1,E2,E3の3種類の酵素により触媒される。ISG15修飾は特に自然免疫応答に重要であると考えられており,これまでに様々なタンパク質がISG15修飾を受け,多様な生命現象を制御していることが明らかとなっている。
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