増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅰ.細胞核での分子修飾
RNA
ヒドロキシル化
鈴木 健夫
1
,
鈴木 勉
1
Suzuki Takeo
1
,
Suzuki Tsutomu
1
1東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻
キーワード:
オキシゲナーゼ
,
ALKBHファミリー
,
ミトコンドリア
,
肥満
,
がん
Keyword:
オキシゲナーゼ
,
ALKBHファミリー
,
ミトコンドリア
,
肥満
,
がん
pp.398-399
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200847
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RNA修飾のなかにはヒドロキシル化(水酸化)された修飾体が存在する。また,RNAの脱メチル化は,メチル基への水酸化反応がかかわる。tRNAのアンチコドンに導入される水酸化修飾は,正確なコドン認識に重要な役割を担う。RNAの水酸化および脱メチル化は,Fe(Ⅱ)/2-オキソグルタル酸(2OG)依存オキシゲナーゼに分類される酵素が触媒する。
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