増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす
Ⅱ.見えなかったものを視る
グルタチオン検出用蛍光プローブの新潮流
梅澤 啓太郎
1
,
神谷 真子
2
,
浦野 泰照
1,2
Umezawa Keitaro
1
,
Kamiya Mako
2
,
Urano Yasuteru
1,2
1東京大学大学院薬学系研究科薬品代謝化学
2東京大学大学院医学系研究科生体情報学
キーワード:
グルタチオン
,
酸化ストレス
,
蛍光プローブ
,
蛍光イメージング
Keyword:
グルタチオン
,
酸化ストレス
,
蛍光プローブ
,
蛍光イメージング
pp.436-437
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200682
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生体内の主たる抗酸化物質の一つであるグルタチオン(GSH)は,幅広い生理現象に深く関与しており,基礎細胞生物学からがんにかかわる医療・創薬研究まで,その研究領域は多岐にわたる。そこで本稿では,GSH研究に資する光技術として,近年進化を遂げた革新的GSH検出用蛍光プローブとその可能性について解説する。
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