増大特集 病態バイオマーカーの“いま”
Ⅴ.がん
乳がんのHER2およびエピジェネティクスマーカー
鳥井 雅恵
1,2
,
植弘 奈津恵
3
,
戸井 雅和
3
Torii Masae
1,2
,
Uehiro Natsue
3
,
Toi Masakazu
3
1京都大学医学部附属病院乳腺外科
2京都大学医学部附属病院先制医療・生活習慣病研究センター
3京都大学大学院医学研究科外科学講座乳腺外科
キーワード:
乳がん
,
HER2
,
DNAメチル化
Keyword:
乳がん
,
HER2
,
DNAメチル化
pp.468-469
発行日 2016年10月15日
Published Date 2016/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200521
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乳がんにおいてHER2は重要な生物学的特徴の一つであり,治療標的および治療予測因子,予後因子としての役割を有する。エピジェネティクスマーカーの一つであるDNAメチル化は,乳がんサブタイプによりそのパターンが異なると言われており,予後予測因子や治療効果予測因子としての有用性検討のため,今後更なる研究が期待されている。
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