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特集 リキッドバイオプシーを用いたがん診療の未来図――早期発見から個別化治療まで
乳がんリキッドバイオプシーの現在と未来
Liquid biopsy for patients with breast cancer
服部 正也
1
Masaya HATTORI
1
1愛知県がんセンター乳腺科部
キーワード:
乳がん
,
リキッドバイオプシー
,
循環腫瘍細胞(CTC)
,
循環腫瘍DNA(ctDNA)
Keyword:
乳がん
,
リキッドバイオプシー
,
循環腫瘍細胞(CTC)
,
循環腫瘍DNA(ctDNA)
pp.115-119
発行日 2024年1月13日
Published Date 2024/1/13
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28802115
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乳がんにおいても,リキッドバイオプシーの臨床導入が進められている.がんの早期診断,微小残存病変(MRD)検出によるリスク評価や再発の早期発見,治療効果判定や耐性機構,治療標的の検出など,さまざまな臨床状況においてリキッドバイオプシーの有用性を検証する臨床研究が数多く進められている.これらの研究結果は,診断,治療体系を大きく変えうる可能性があり,さらなる個別化医療につながることが期待される.
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