Japanese
English
特集 摂食制御の分子過程
摂食調節におけるNeuropeptide YとAgRPの役割
The role of Neuropeptide Y and AgRP in feeding regulation
小木曽 和磨
1
,
浅川 明弘
1
,
乾 明夫
1
Kazuma Ogiso
1
,
Akihiro Asakawa
1
,
Akio Inui
1
1鹿児島大学大学院 医学研究科 心身内科学
pp.17-25
発行日 2011年2月15日
Published Date 2011/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425101101
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近年になって摂食調節機構の解明が進み,摂食亢進のメカニズムとして視床下部におけるニューロペプチドY(neuropeptide Y;NPY)およびアグーチ関連タンパク(agouti-related protein;AgRP)を含むNPY/AgRPニューロンが重要な役割を果たしていることが明らかとなっている。本稿では摂食亢進作用に中心的な役割を果たしているNPYおよびAgRPについて概説する。
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