Japanese
English
特集 睡眠と脳回路の可塑性
夢のメカニズムと役割
Dreaming:mechanism and role
堀 忠雄
1
,
小川 景子
2
,
阿部 高志
3
Tadao Hori
1
,
Keiko Ogawa
2
,
Takashi Abe
3
1(財)福山通運渋谷長寿健康財団睡眠研究所
2早稲田大学スポーツ科学学術院
3(財)神経研究所附属睡眠学センター
pp.310-317
発行日 2009年8月15日
Published Date 2009/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425100859
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1 夢の理論
レム睡眠中の夢は鮮明で物語性や怪奇性に富み,ノンレム睡眠(nonREM Sleep)や入眠期(Sleep Onset Period:SOP, hypnagogic state)の心像体験よりも記憶が鮮明であるところから,これまでの夢の理論はレム睡眠(REM Sleep)中の夢を対象として考えられてきた。その主なものを上げると以下の六つの夢理論になる。
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