特集 慢性腎臓病大全—“困った”に応える診療アップデート
【さまざまな疾患とCKD】
❹がん患者とCKD
松原 雄
1
1田附興風会医学研究所北野病院 腎臓内科
キーワード:
慢性腎臓病
,
CKD
,
eGFR
,
Cockcroft-Gault式
,
CKD-EPI式
,
Calvert式
,
免疫チェックポイント阻害薬
Keyword:
慢性腎臓病
,
CKD
,
eGFR
,
Cockcroft-Gault式
,
CKD-EPI式
,
Calvert式
,
免疫チェックポイント阻害薬
pp.270-275
発行日 2026年3月15日
Published Date 2026/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218880510360030270
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CKD患者における治療の注意点
CASE 1
患者:65歳、女性。
現病歴:非小細胞肺がんに対してアブラキサン+カルボプラチンによる治療が決定された。身長148.4cm、体重86.8kg、体表面積1.77m2、血清Cr 1.69mg/dLであった。補正したCr(1.89mg/dL)を用いたCockcroft-Gault式による推算Ccrは40.6mL/分であり、目標AUC=5と設定のうえ、Calvert式を用いてカルボプラチン量をAUC 5×(40.6+25)=328mgと算出し、初回投与を行ったところ、2週間後にgrade 3の好中球減少が生じた。

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