Japanese
English
今月の特集1 腎臓を測る
クレアチニンからeGFRへ—そのインパクト
Serum creatinine and estimated glomerular filtration rate: their impacts on the clinical practice
秋元 哲
1
1自治医科大学内科学講座腎臓内科学部門
キーワード:
腎機能
,
クレアチニン
,
Cr
,
クレアチニンクリアランス
,
Ccr
,
推算糸球体濾過量
,
eGFR
,
慢性腎臓病
,
CKD
Keyword:
腎機能
,
クレアチニン
,
Cr
,
クレアチニンクリアランス
,
Ccr
,
推算糸球体濾過量
,
eGFR
,
慢性腎臓病
,
CKD
pp.1290-1296
発行日 2019年11月15日
Published Date 2019/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202192
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Point
●血清クレアチニン(Cr)値やその逆数(1/Cr),Crクリアランス(Ccr)などの変動から腎機能変化をイメージすることは,必ずしも容易ではない.
●腎疾患が末期腎不全のみならず心血管死亡のリスクになることが明らかにされ,一般診療の場において簡便に腎機能が評価できるような手段が求められるようになった.
●推算糸球体濾過量(eGFR)による腎機能評価の利便性が,新たな病診連携体制の構築や多職種管理指導の普及につながり,リスクを考慮した腎疾患診療がこれまで以上に広がりをみせている.
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.