- 文献概要
脆弱性骨折後の二次骨折予防を目的として,骨粗鬆症の治療開始と,治療継続の向上に取り組む骨折リエゾンサービス(FLS),さらに,骨粗鬆症に伴う一次骨折予防も含めた骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)には,多職種協働と地域連携が重要である.2022年度の診療報酬改定で,大腿骨近位部骨折に対するFLSの評価が新設され,FLSやOLSの有用性が認められたといえるが,まだまだ課題も多い.OLSに対する理解を深め,骨粗鬆症に伴う脆弱性骨折の予防に対するリハビリテーション診療に役立つ特集となることを願っている.
▷ 担当:原 仁美,企画:国内誌編集委員会
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