Japanese
English
特集 新しい時代の小児リハビリテーション医療
4 在宅における小児リハビリテーション医療
Pediatric Rehabilitation Medical Care at Home
石井 光子
1
Mitsuko Ishii
1
1千葉県千葉リハビリテーションセンター小児神経科
キーワード:
重症心身障害児
,
医療的ケア児
,
訪問リハビリテーション
,
家族支援
Keyword:
重症心身障害児
,
医療的ケア児
,
訪問リハビリテーション
,
家族支援
pp.22-26
発行日 2024年1月18日
Published Date 2024/1/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 重症心身障害児や医療的ケア児の多くが在宅で生活している昨今,自宅に訪問して生活場面での現状に即した支援を行う訪問リハビリテーションが注目されている.訪問リハビリテーションは子どもの生活環境を知ることで,自宅で実践可能な運動療法や姿勢管理や生活用具や遊びなどが提案でき,家族支援にもつながる.さらに子どもの成長や加齢による機能や体格の変化に応じた移動具や生活補助具などの提案もできるため,本人や家族の満足度は高い.しかし,訪問リハビリテーションの実践には医療機関との連携も重要である.また現状ではセラピストの知識や技術の差が大きいため,小児の在宅リハビリテーションに関する研修の充実が求められる.
Copyright © 2024, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.