特集2 身体の「心地良さ」を,変化のきっかけに
重度心身障害児(者)への口腔ケアで,病棟から異臭が消えた
與那嶺 末子
1
,
山川 常子
1
,
當山 孝
1
,
仲本 美智子
1
1国立療養所琉球病院
pp.52-55
発行日 2003年3月15日
Published Date 2003/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689900557
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当病棟は,昭和51年7月,九州では2番目に「動く重症心身障害児(者)病棟」(以下,重心と略す)として開設されました。入院患者さんは重症心身障害に併せ,日常生活動作の発達遅滞および多動,自傷,他害行為など,情緒,行動障害面にも多くの特徴的問題を抱えています。
現在19歳から52歳と幅広い年齢層の患者さんが入院しており,患者さん個々の成長発達を促進するような看護のかかわりが求められています。
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