特集 これが薬を減らす道
対談 「薬」をめぐるかけひき―医師VS看護師VS薬剤師VS患者
吉浜 文洋
1
,
吉尾 隆
2
1静岡県立大学短期大学部第一看護学科
2桜ヶ丘記念病院・薬剤部
pp.16-25
発行日 2002年9月15日
Published Date 2002/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689900506
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
精神科の薬は多い。そして患者さんは医療者の知らないところで自己調整・服薬中断に走り,再入院を繰り返している。
なぜ精神科医療には,患者さんから「飲めない」「飲みたくない」と正直に話し相談できるような環境がないのだろうか。
そして現場の看護者,薬剤師は,薬にまつわる現状をどのように見ているのだろうか。
さまざまな職種にひそむ心理も含めて,「多剤併用大量療法」になってしまった原因,そして今後どうすればそれを変えていけるかというアイディアを話し合っていただいた。
Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.