特集2 偏見は百も承知―地域の評価を変えていく方法
名称変更で何が起こったか。そこから見える「世間と精神科」
レポート1 三重県立こころの医療センター
中井 とし
pp.30-34
発行日 2000年11月15日
Published Date 2000/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689900315
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
全国的に,「精神病院」から「こころの医療センター」や「精神センター」などへ名称変更する動きが目立っています。いくつかの病院は名称変更によって,地域の対応ががらりと変わったという経験をしています。ここでは先駆事例として,2つの精神病院に名称変更の具体的影響についてレポートしてもらいます。
いやしの空間・治療の場として生まれ変われるか
50年の精神医療の歴史をもつ高茶屋病院は,全面改築整備を機に,三重県立こころの医療センターと名称変史し,平成11年11月新しい理念を掲げ“新病院”となりました。
Copyright © 2000, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.