連載 病院めぐり
三重県立総合医療センター
鈴木 宏志
pp.903
発行日 2002年7月10日
Published Date 2002/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904688
- 有料閲覧
- 文献概要
昭和23年に旧海軍燃料廠病院を継承した三重県立医学専門学校・三重県立医科大学附属塩浜病院は,学制改革などによる幾度かの変遷を経て昭和49年に三重県立総合塩浜病院となり,平成6年には四日市市日永の丘陵地帯に新設された三重県立総合医療センターに機能が引き継がれました.病床数は446床で,一般病床412床,感染病床4床,救命救急医療センター30床の構成です.19診療科からなる総合病院として地域の急性期医療を担当しており,平成6年には臨床研修指定病院に指定されています.平成10年に制定された病院の基本的理念は「患者の人権を尊重する医療を追求する」,「県民と地域の信頼を得る医療を追求する」,「常に時代や環境を先取りし,求められるサービスを実践する」とされています.
産科・婦人科の定数は常勤医5名です.病床数は病床の一元管理が行われているため定数としてはありませんが,3階東病棟(NICU 10床を含む48床)と3階西病棟(52床)を産婦人科,小児・女性病棟として運用しています.
Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.