巻頭 大学院で学ぶ看護管理学 現場の実践から新たな「知」を生むために・22
三重県立看護大学大学院
中西 貴美子
1
,
安井 千枝
2
,
朝熊 由美
3,4
1三重県立看護大学大学院看護学研究科 看護学専攻実践基盤看護学分野看護管理学領域
2独立行政法人国立病院機構三重中央医療センター附属三重中央看護学校
3三重県厚生農業協同組合連合会鈴鹿中央総合病院
4三重県立看護大学大学院看護学研究科 実践基盤看護学分野看護管理学領域 修士課程
pp.943-947
発行日 2018年11月10日
Published Date 2018/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201119
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大学院および領域の特徴や魅力について,教員からご紹介いただきます。
三重県立看護大学および大学院のあゆみ
三重県立看護大学(以下,本学)は,三重県立看護短期大学を前身として,1997年4月に看護系の単科大学として開学しました。開学の目的は,県の長期総合計画実現の1つである「健康で生きがいのある福祉社会づくり」の施策推進を図るため,その担い手である看護職者の確保と質の高い看護専門職者を育成することでした。
開学と同時に,大学の付属機関として地域交流研究センター(現在は地域交流センター)を設置し,公立大学として重要な役割の1つである地域貢献機能を果たしています。県内の医療関係者ばかりでなく,県民の医療健康福祉に貢献するため,さまざまな支援プログラムや講師派遣,市民公開講座などを開催しています。2009年に独立行政法人化して公立大学法人三重県立看護大学となり,2017年度に開学20周年を迎えました。
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