連載 精神科訪問看護を軌道に乗せた私のノウハウ・経験をお伝えします・7
開設から5か月。怒涛の新規依頼増とスタッフの疲弊
山下 隆之
1,2
1株式会社There is
2訪問看護ステーションらしさ
pp.388-392
発行日 2023年7月15日
Published Date 2023/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689201168
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感情労働であり、頭脳労働であり、肉体労働でもある
当事業所の精神科訪問看護は1件につき原則45分。必要と判断したら、15分延長して1時間行います。この時間は過酷な感情労働をしますので、心がどうしようもなく疲れます。
また継続看護でもあるので、訪問前に前回までの記録や看護計画に目を通して情報収集します。さらに利用者さんごとの細かい対応マニュアル(例えば、玄関のインターフォンでのあいさつの仕方や、利用者さんのトラウマを想起させるNGワードなど)を読み、頭に入れてから臨みます。
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