連載 小瀬古伸幸が、精神科訪問看護のいろ〜んな悩みに答えます・5
「訪問看護師として家に伺った時、何をどこまでやっていいのか、その線引きが難しいです」
小瀬古 伸幸
1
1訪問看護ステーションみのり
pp.182-184
発行日 2023年3月15日
Published Date 2023/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689201119
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質問
「訪問看護師として家に伺った時、何をどこまでやっていいのか、その線引きが難しいです」
やろうと思えば実際何でもできてしまうのが訪問看護です。先日、1人のスタッフが、自宅からコーヒー豆とミルを持参し、利用者の自宅で淹れて飲み、とても喜ばれたと話しており、その報告をミーティングで聞いたスタッフたちも「よかったね」と言っていましたが、私自身は「え? そんなことをしてもいいの?」と違和感を覚えました(ただし自分でも、その違和感がどこからくるのか言語化はできていません)。訪問看護の介入範囲の線引きについて、小瀬古さんの考えを聞かせてください。
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