特集 どうすりゃいいんだ、横綱級困難ケース—何が、誰が「困難」にしていたのか
私が出会った横綱級困難ケース
❶訪問看護と家事援助との線引き
河合 愛
1
1希望や訪問看護ステーション
pp.892-896
発行日 2019年12月15日
Published Date 2019/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201328
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
株式会社Hopemillionを2013年に設立し、2014年に希望や訪問看護ステーションとして、地域で生活する精神に病をお持ちになっている方の役に立ちたいという思いから開所しました。大阪府の地図を足の形と見立てたとき、踵の部分にあたる富田林市を中心に南河内地域を訪問圏域として活動しています。2015年からは泉州地域である泉南市にサテライトも開所しました。
本稿で紹介するのは、開所して半年経過した頃に出会った事例です。新規で依頼をいただき、看護師として、作業療法士として、そして地域で働く医療職として、地域で生活する利用者をどこまで支援すればよいのかと、さまざまな葛藤をした道のりを紹介します。
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.