特別記事 イイネ! その業務改善
申し送り廃止、完全部屋持ち制でゆとりを創出—看護計画、看護記録、行動制限最小化にも好影響!
波川 明嗣
1
1医療法人資生会千歳病院
pp.145-148
発行日 2023年3月15日
Published Date 2023/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689201112
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私が所属する病棟では、「部屋持ち制」と「機能別」のミックス方式で業務を回していた。しかしこの方式では役割分担と責任の所在が不明瞭になってしまうため、「他のスタッフがやると思っていた」といった思い込みから業務がなされないなどの支障が生じていた。
また、看護計画も形骸化し、特にケア項目が実践されないなど、患者に不利益が生じていた。こうした問題を解消すべく、このたび病棟業務改善に取り組んだので報告する。なお、看護方式はプライマリーナーシングのまま変更はしていない。
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