連載 精神科に入職して初めて働く時に、やったほうがいいこと、やらないほうがいいこと・8
私が患者さんから学んだ「精神科仕事術」
新型コロナ感染拡大という状況の変化に揺れ動いているあなたへ
山下 隆之
1
1医療法人資生会八事病院
pp.338-342
発行日 2020年7月15日
Published Date 2020/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200771
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■この状況で看護をする今、大事にしたいこと
▷不安が高まっている今、自分がどう貢献できるかを考えましょう
今、自分や人の命が脅かされる毎日になって、改めてここに私が存在していること、そして同じように人が存在していることがどれほど尊いことであるかを感じずにはいられません。これからも看護は、命の尊さを通してあることを忘れずに続けたいものです。特に精神科看護は社会全体の不安が高まれば、そのニーズが高まります。これまでと同じように働けることに感謝して、病院の中だけではなく、社会の中でどう貢献できるかも考え、動くことが大切だと思います。
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