特集 横綱級ケースに遭遇!私ならこうアセスメントし、こう介入する
扉
pp.15
発行日 2018年1月15日
Published Date 2018/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200430
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
「横綱級ケース」と聞いて、読者の皆さんはどのようなケースを頭に描くだろうか。
本特集で横綱級と言っているのは重症度のことではなく、対人関係的な意味である。
支援者を困らせる、手を焼かせる、話が通じない感がある、焦らせる、圧迫感がある、要求が強い、要求がわかりにくい、支援者が恐怖や怒り、嫌悪を感じる、何を支援しているのかわからなくなってくる、達成感がないなど、コントロール不能な感覚に陥るケースのことである。
特に訪問看護という、利用者の家に“おじゃまする”形の展開では、横綱級ケースにかかわる訪問看護師のプレッシャーは大きい。
そこでこの特集では、実例をもとに、そうしたケースをどうアセスメントし、介入できるのかを解説いただくことにした。
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.